呪いの王国

2291：手塚：2019/03/21(木) 17:52:36: 家族間の不和からの救い、鬱からの生還
政治家として権力と名誉は人一倍あり、家庭では暴君で母と私、そして弟への家庭内暴力。泥酔時だけでしたが、月に二度はあり、母はいつも脅えきっていました。お嬢様育ちの母は耐え凌ぐしかなかったのでしょうが、私と弟は守ってくれる人間が周囲におらず、いつしか両親への愛は枯渇してました。それ弟は結婚し家庭を持ってますが、私は精神を壊したまま入退院の繰り返し、好きになる相手すらおらずに、家では閉じこもった生活を成人してから、十五年間ほど過ごしていました。さすがに父も老い、暴力を振るうことはありませんでしたが、私とは一言も口をきかない、無のような生活をしてました。死のう、死のうとしてました。屍のような生き方に憔悴しきった時にグレード白魔術師の先生を知り、心にある苦悩を集中的に癒してもらいました。心が穏やかになり、長年患った鬱も治り、家族と仲良く過ごしたいと願い、グレード白魔術師の先生に導いて頂きましたが、あれほど威張っていた父が自分から頭を下げてきて、謝罪の手紙まで書いてくれました。そして、遺言に想像さえしてなかった莫大な遺産。私には使い道すら知らないようなお金でしたが、父の気持ちを知り嬉しかったです。あれから両親とは定期的に旅行や外食をし、私も弟のように家庭を持ちたいと願い、遅咲きながら運命のパートナーとの出逢いをグレード白魔術師の先生にお願いしています。

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