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明主様
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事例
その昔、まだ自然食販売のシステムが整っていない時代のこと。
そこそこの会社の社長さんが、なにかの病を救われて入信した。
金はあるから、自然農法のものは先を競って買い集めていた。
奉仕も、労働者ではないから時間があったのか、積極的にやっていた。
下働きのような奉仕も嫌がらずにやっていた。
当然、献金も多かったようだ。
もちろん医療とも縁を切った。
だが、結局、がんで死んだ。
入信動機は、別の病気だったようだが、ゲラちゃんはまだ子供で詳しいことは知らない。
遺族は、救世教のことを恨んでいたよ。
目に見えないことは完璧になっていたと思う。
彼の心のなかは知らないが、信仰があったのかなとは思う。
すべてを神様のものと認め、お委ねしていたら、遺族が恨むことはなかったと思うんだよなー。
少なくとも、遺族は救われていないわけだからなー。
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