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明主様
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ロックンロール
一元化がなったころだと思う。当時の地区本部で聴いた話だ。
一元化の認証を得るため、警察がらみの問題が起きた。
わいろを渡したというものだ。
わいろ自体は、その世界の風習にならったものではなかったかと思う。
しかし警察に取り調べられ、逮捕者も出た。
その取り調べられた職員の一人だったと思う。
地区本部に来て、話していた。
あれこれ詰め寄られて、「なぜ、こんなことをした」と言う。
咄嗟に出た答えが、「信仰を守るため」だった。
これには、警察も手も足も出なかったようだ。
信教の自由は憲法で保障されているからだ。
罰を免れようとして言い訳をすれば、警察もプロ。
すぐに見抜かれ、いいようにねつ造されてしまう。
このとき本心を語ったことで、手も足も出なくなったのではないかと思う。
邪神や悪霊に利用されないためには、社会的欲を捨てること。
ロックンロールだぜ！
歴史にｉｆを言ってもしかたがないが、この一元化のとき、わいろなんか拒否し、
「認証、そんなもん、ロックンロールにゃ必要ないぜ！」
とやっていたら、例のあやしい団体につけこまれることもなかっただろうし、
シューマイのように離脱し、悪評に包まれる教団も出なかったのかなぁ、と
思ってしまうことがある。
ロックンロールだぜ、やっぱ！
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