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明主様
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この２０年の間
先日、夜中に雨が降りまして、南カルフォルニアでのこの乾季のある程度まとまった雨が降ったことに驚きました。
以前サンタモニカのファーマーズマーケットの自動車による事故の時、風雲が起こり、バラバラと大粒の雨が降ったことは、なんだか霊的な動きを感じました。
今回のそれは穏やかな雨でした。
今庭にはブドウと、パッションフルーツが鈴生りです。
当初２０年前に子供のために果物のある庭を作り始めた。しかしながら、そんな果物を見る近所の人が庭に入ってくる。近所の子供も盗人のようにして果物を取っていく。ある日木いっぱいの桃が朝にはすっからかんになっていたこともあって、腹が立ったわけです。
その後近所の子供に欲しい時には私に言ってくれれば分けてあげると話し、盗人まがいが減りました。それでその後はブドウが良くできるようになったのでできれば道行く人がつまんで行けるようにしたいと、フェンス際にブドウを植えた。
数年後には実るようになったけれど、道行く人は、まだ熟していなのを取って、酸っぱいので捨てるの繰り返しが数年続く。
そんな近所の人に、まだ熟してないことを教え、つまり教育していくこと数年。
この頃は随分みなさんも理解してくれるようになって、時期まで待ってくれるようになりました。
何年もかかった。
今はパッションフルーツが一つの目玉なのだけれど、かれこれ５年経って、鈴生り。そして実が緑の時は熟していないのだから取らないようにということも知れ渡る。みんなの物だからという認識も出来始め、時期が来れば近所の人や、道行く人がとる。みんなでシェアーという了解も広まってきた。
それで近所の人が苗を分けて欲しいということで、数件がブドウやパッションフルーツを植えた。
道行く人がこの庭を見るのが好きだと言ってくれる。
いつも花がある。季節には果物がある。独占しないで、シェアーできる。
私はそうゆう環境が好きで、ずっとこうなることを待ち望んでいた。
今、ミツバチが沢山庭に来てる。このタウンがこんな果物や花に包まれることを祈る。
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