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明主様
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悪法も法
イエスは、内乱罪のような罪に問われたようだ。
宗教上の罪であれば、石投げの刑。
しかし磔だったわけで、一般の法律違反だったということになる。
では、どのような法に違反したのか。
ローマの属州だったユダヤ人居住地域は、ユダヤの律法で治めていた。
イエスは、ユダヤの律法に違反する行為を、肯定した。
徴税人を赦し、豚肉食を赦し、日曜日の労働も赦した。
だからユダヤ社会を混乱に陥れた。
混乱を扇動したという罪に問われたようだ。
さすがにスサノウ系と言われるだけあって、破壊力はすさまじい。
イエスをメシアと認めるゲラちゃんから見ても、
「やりすぎだろっ!」と思ってしまわないでもないほどだ。
それでも現代だったら、日本だったら、何の法律問題もない。
しかし、当時の社会からすれば、破壊者ということになる。
悪法も法なりで、法違反は可能な限り戒めたい。
大乗、大乗と、ことさら大乗を言い訳に使う人たちは、
そこまで考えて判断したのだろうか。
その時代の罰を受け入れ、1000年、2000年後には
正当な行為とされるかどうかまで見極めているのだろうか。
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