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明主様
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おやじは大きかった
https://ameblo.jp/123hiraku/entry-10398525871.html
このころ、東京の大本大森支部長をしていたのが岡田茂吉である。のちに世界救世教教主となるのだが、この岡田と王仁三郎については、おもしろい話が残っている。
大本ではむかしからお守りを出しているが、いつのころからか、岡田は自分でそのお守りを出しはじめた。
自分の支部の信徒に下付したりしていたのだが、そのうち、このうわさが大本の幹部の耳にはいり、
けしからんふるまいと激怒した幹部たちは、岡田をむりやり、王仁三郎のもとへひっぱってゆく。こってり油をしぼってもらおう、というわけだったのだろう。
幹部の口々に告げるご注進をひととおり聞き終えた王仁三郎は、やがて、隅のほうで小さくなっていた岡田を前へ手招きした。
岡田は百雷一時に落ちることを観念して、ひたすら平伏した。すると、王仁三郎は岡田の耳もとに口を寄せ、他の者に聞きとれぬくらい低い声で、
「ああいうて、みなが怒るよるからな、みなにわからんよう内緒でやれよ」といったものである。
岡田はいまこうやって一つの教団をひきいてみて、自分の部下でかってにお守りなど出す者が出たとしたら、とてもほっておけるものではない、と語りながら、
「おやじは大きかったなあ」とつくづく述懐している。
『巨人出口王仁三郎』著者 出口京太郎 より
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