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伊東静雄を偲ぶ
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昭和6年、7年
Morgen様のご投稿で、思い出したことを、メモ書きとして。
昭和6年、7年といえば、春山行夫らの『詩と詩論』、伊藤信吉、秋山清の『プロレタリア詩』や『戦旗』等が廃刊されていく時期ですね・・・
形式や理念は移入したとして、内部から溢れだす詩の力となるには脆弱過ぎたモダニズムが内部崩壊していく(と言ってしまって良いのか迷いますが)時期であり、プロレタリア詩も権力による弾圧によって壊滅させられていく時期であり・・・そこに、遥かなる「非時」の場所への突出や、超越的領域への奔出が突破口として憧憬されていく、時期でもあったのではないかと・・・
異界への突出を夢想するドイツ的浪漫主義と、英雄的存在によって地上での革命を志向するフランス的浪漫主義との対立・・・本来の浪漫主義では無いとして『日本浪漫派』を批判する高見順の批判も、この辺りから出てくるのだろうと想いながら、どこから紐解いていくか、思案中です。
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