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伊東静雄を偲ぶ
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藤むらさきの夢匂う
4月30日―朝10時に家を出て、宝塚から蓬莱峡経由のバスで有馬へ行き、ロープウェイで六甲山頂を経て、阪急六甲駅に降り、神戸クアハウス温泉に浸かって夜8時に阪急電車で帰宅しました。(妻同伴)
今頃、六甲の渓谷では山つつじの群落が満開ではないかと期待して行ったのですが、実際にはヤマザクラとヤマフジが至る所で満開でした。標高1000米に満たない六甲山ですが、山の春はこれからなのでしょうか。山頂の天気は曇りで肌寒く、半袖のスポーツシャツしか着ていなかったので、早々に下山して神戸の温泉に入った次第です。本当はあちこちの樹木に絡みつくヤマフジの花の群落をもっと観て廻りたかったのですが。
本会の皆様ご存知のように、諫早の詩人風木雲太郎(1年生時の担任教諭)は、諫高校歌で藤の花をうたっています。
藤むらさきの夢匂う
若き生命(いのち)花と咲く
真理(まこと)の春はここにあり
―「(若い希望に溢れて集う諫高生達は)まるで諫早城址に咲き匂う藤むらさきの花のように、その瞳は初々しい夢に輝き、気高い香気が匂うようだ。この学び舎では学業に勤しむ若者たちが才能を育み花咲こうとしており、真の人生の春はここにあるのだ。」(私の個人的読み解きです。)
果たして <藤むらさきの夢匂う若き生命(いのち)花と咲く>青春時代が自分にもあったのか?(ヤボな設問!)
―今はもう遠い昔のこととなり、わが「藤むらさきの夢」が何であったのかは、色褪せてしまい定かではなくなっています。
今、わたしにできることは、身辺や日常茶飯事の中に「藤むらさきの夢」を見つけて、一喜一憂しながら余生を全うするということでしかありません。
今年も、仕事場には多才な新入社員たちが加わり、伊東静雄のうたう新鮮な「四月の風」が吹いているのを肌で感じさせます。
明日からは五月。―自然は、自らを全山緑一色に染め、夏の猛暑に備えて身構えをしているようです。<われもまた・・・!>
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