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伊東静雄を偲ぶ

1318山本 皓造:2016/08/15(月) 15:15:54
訂正など
7月24日に「雑談」の表題で投稿した記事中に誤りがありました。
表紙・目次の図版を貼りつけた『呂』を「第2号」と書いたのは誤りで、「第一一号」に訂正します(昭和八年六月号、第二巻六月号)。

「夏の終」の初出については、『定本伊東静雄全集』第七刷付録月報(平成元年四月三十日)の中の「追加訂正」の項で、
  「一九六頁下段一七行 不明、太平洋戦争勃発前 → 『公論』昭和一五年十月号」
と訂正されています。Morgenさんのご指摘によるWEB上の記事は私には初見でした。青木様がご自身の眼でしてくださったことで、この件は完璧になりました。ありがとうございました。

青木様、Morgen様が言及された『萩原朔太郎 晩年の光芒――大谷正雄詩的自伝―』は、おもしろそうなので私もアマゾンから取り寄せました。Morgenさんのように「流し読み」できないので、パラパラとめくって、枕元に積んであります。
著者が本書のp.242で述べているように、『非情派』→『天性』のこと、および林富士馬さんのことは、たしかに伊東の「人に知られもせずに行動、行為した部分」のひとつで、この点で本書は大きな意義を有すると思います。

伊東の詩集『春のいそぎ』に載った作品「七月二日・初蝉」と「庭の蝉」は、全集初版では初出誌“「コギト」昭和十六年七月号”とあったのを、前述第七刷月報で、“→ 不明”と訂正されていました。しかるに大谷正雄氏前掲書のp.294に『天性』昭和十六年八月号に伊東の「七月二日・初蝉」を掲載した旨、記述されており、またp.375の『天性』総目次にも記載されているので、この作品の初出もこれで確定しましたね。




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