レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
伊東静雄を偲ぶ
-
『歌と逆に歌に わがバリエテ』(小野十三郎)
昼休みに近くの古本屋で『歌と逆に歌に わがバリエテ』(小野十三郎著 創樹社 1973年刊)を買ってきました。(この本は昔買って読んだ記憶がありますが取り敢えず買っとこうということで…) 目次にある次の項目が目についたからです。(興味のある方は古本も多数あるようですのでご一読下さい。)
<座談会 伊東静雄―人と文学―富士正晴・斎田昭吉・中石孝と―>
<言語と文明の回帰線―前登志夫との対談―>
・<座談会 ・・・>の方は、全体が思わず笑わずにはおれない程に面白いのですが、次のような話はいかがでしょうか。
小野「伊東のことで面白い話があるねん。いつかうちの嫁はんとスバル座で会いよってん。ところが伊東と秋田実、よう似とるねん、顔がな。それでうちの嫁はん、初めからしまいまで秋田のつもりで話しておったんや。伊東もそれにちゃんと、ああとかそうとか言うて受けてな、相づち打っとったらしいわ。それで別れぎわに“ぼく伊東です”言うてな。」
・<―前登志夫との対談―>の方は、かつて小野さんが「短歌的な抒情の否定」というようなことを言い「奴隷の旋律」というような激しいことばを使った真意はどこにあったのか等々について、歌人前登志夫さんと対談しているのが興味深く、「なるほどそうだったのか。」と納得させられるところがありました。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板