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伊東静雄を偲ぶ
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「須賀敦子全集」をご紹介いただきまして
昼休みに立ち寄った紀伊国屋に河出文庫版『須賀敦子全集』第1巻、第2巻が有ったので買ってきました。
仕事の合間に、チラチラと「ミラノ 霧の風景」を見ています。そういえば、学生時代に『鉄道員』という映画を観たことを思い出します。
先日亡くなられた高倉健さんの映画『あなたへ』のなかに、「あなたにはあなたの時間が流れているから」という田中裕子さんのセリフがありましたが、「ミラノ 霧の風景」の文章から1980~90年代、50~60歳代の須賀敦子さんのなかで流れていた過去の「時間」(1958~1971年イタリアでの出来事)が「ザハザハと音を立てて」伝わってくるような感じがします。「時の遠近法の美しい構図」と、池澤夏樹さんは「解説」で述べておられますが、納得です。
*悔恨にずっと遠く
ザハザハと河は流れる
<伊東静雄「河邊の歌」の詩句。詩評論「河邊の歌を読む」(山本論文)をご参照下さい>
暇を見つけて少しずつ読んでみます。
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