したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

電子回路/オーディオ回路掲示板

1810たかじん:2017/05/21(日) 09:53:55
Re3: 質問
若輩者さん

信号のクリップは、基本的にQ1側が信号増幅をしているためと思います。

Q1がクリップしていない時は、トランスを介した2次側からフィードバックでQ2へと信号が
入力されて、トランスの中でMIXされてひずみ成分を打ち消すような動作をしていると思います。

ですが、Q1の出力がクリップしてしまえば、トランスの2次側もクリップしてしまい、
その信号がQ2へと入力されます。
Q1とQ2は信号が反転しているため、逆に見えるんでしょうね。

カスコード回路は、増幅するTRのコレクタ電位を一定に保つことができるので
信号増幅でミラー効果を防ぐことができて高域が伸びます。
また歪も多少減ります。 今回のように熱分散の効果もありますね。

ただ、ベース接地回路なので、非常に出力インピーダンスが高く
ドライブ能力としては、強くありません。 とても高い定電流性があると言えます。

定電流出力アンプは、スピーカーのインピーダンスに左右されず、一定の電流を
流し込もうとするため、負荷抵抗が高いと電圧振幅が大きく、負荷抵抗が小さくなると
振幅が減ります。
スピーカー負荷の場合、バスレフの共振点やウーファーのfoでF特が乱れる傾向があります。






掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板