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電子回路/オーディオ回路掲示板
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VFA-01(バランス化)・金の音
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0001748M.jpg
1月末にVFA-01基板を購入させていただき、部品集めから始まって週末にコツコツ作業し、完成までかれこれ半年かかりましたが、ようやくこのお盆休みに集中的に作業して完成しましたので、報告させていただきます。製作例集に投稿しようか迷いましたが、バランス化に伴って、たかじんさんオリジナルの回路に少々手を入れましたので、皆様のご意見をいただきたく、回路掲示板に投稿させていただきます。
添付の回路図より判りますように、1.差動入力+電圧増幅回路と、2.電流増幅回路の電源を完全に分けてます。1には+−15Vをレギュレーターより供給し、GNDを入力部のS-GNDに直結することによって、ハムや雑音は完全に聞こえない状態です。2にはLR別々にトロイダルトランスを用意し、ch当たり4万μFのコンデンサーから25Vを供給してます。LRxHot&Cold計4枚の基板を使用しており、バランス回路なのでパワー段のGNDは存在せずフローティングになっていますので、パワー段からGNDへの戻り電流による悪影響はゼロです。BTLですので、同じ電圧でアンバランスと同じ出力を出すための電流は各基板1/4となり、発熱もそれほど多く無く、巨大なヒートシンクは必要ないのでコンパクトにまとめることができました。
お気楽さんから供給いただいたES9018K2M DACに、これも自作のバランス化BGA-IV変換回路+バッファー回路を通して、入力に直結してます。最も恐ろしいのはDACから漏れるDCですが(PAで20倍になるので少しでもあると大変)、DCサーボによって何とか+−数mV程度に収めることができました。VFA-01の方は、可変抵抗で調節すると一発でオフセットを0に安定化することができました。さすがは、たかじんさんの回路です。DAC内蔵の電子VRを使用していますので、パワーアンプにはVRもありません。これもやってみたかった事です。電子VRは、C-カーブを使うと、普通のVRと同じように使うことができます。
丁寧に作製したので、音出しは一発で成功しました。しばらくすると、ゾクゾクするほどの美音が聞こえてきました!! まだ、アンバランス回路と比較していないので、バランス化によるものかどうか確信できませんが、次のような特徴があります。
1.全く雑音がないので、曲中の無音が美しい(Ian ShawのBrangrillがチェックに最高です)。意味不明な表現ですが、余韻が消えていく際の透明さがゾクゾクします。女房も直ぐに違いが判ったらしく、「綺麗な音ね」と言ってくれてます。後藤みどりのBach無伴奏における残響がすんばらしい。
2.パワー段の電源がch別であり、LRの干渉がほとんどなく、定位がすばらしい。愛聴のイ・ムジチのモーツァルトでは一つ一つの楽器が区別でき、ステージが見えるようです。また、ボーカルがセンターにピタッと定位するため、結果としてボーカルがすごく前に出てきます。ジャズ・ボーカルを好んで聞くので、これは素晴らしい。
3.刺激的な音が出てこない。聞きづらい音が全くでてこない。何時までも聞いていたい美音です。これは、たかじんさんの優れた回路・基板設計のお陰と思われます。ついつい音量を上げてしまうのが玉に瑕・・・
4.低音の量感がすごい。いつものHunterのバスドラでチェックしましたが、来てほしい所でドーンと来ます。
以上、取り急ぎ、最初の音出しの印象を報告させていただきました。いや、これはまずいだろうとか、批判的なご意見をいただければ幸いです。また、これからバランス化を考えていらっしゃる方には、少しでも参考になれば。
最後に、このような素晴らしい基板をいつも格安で供給くださるたかじんさんに、深く感謝致します。今回もこの基板がなければ、到底バランス・アンプを作製しようという気にならなかったと思います。ありがとうございました。m_ _m
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