レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ
-
窓辺にて−パウル・クレー
明日が私の誕生日だが、本屋に寄ってパウル・クレーの絵に谷川俊太郎の詩を添えた「響き
あう絵とことばのおくりもの」と言う題の絵本が気に入った。細君は誕生祝いに費用を出す
という。1500円
パウル・クレーについての私の知識は、近代建築の四大巨匠ル・コルビュジエ、フランク・
ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、そしてヴァルター・アードルフ・ゲオル
ク・グロピウス、そのグロピウスが創立したドイツの芸術と建築の学校「バウハウス」で、
クレーは関わっていたことから始まった。
建築においては造形や構造は言うまでもなく、色彩や配色およびテクスチャーのことまで学
ぶものである。私はクレーの写実的な描写や遠近感をあえて押さえた作品の二次元の世界に
封じ込めたフォルムや色彩のシュールさが好きだ。油絵の生々しい情念ではなく一種の観念
として凝縮させた静かな思想。そういえばクレーの日本画の蒐集は数十冊に及んでいたとい
う。やはりその影響で平面のなかに観念を封じ込めたのであろう。音楽家でいえばブラーム
スのような抑制された表現を感じるのは私だけであろうか。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板