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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

622万理久利:2010/09/17(金) 11:44:29
概念世界と感覚世界
「ずるり」と一見なめらかな文章を目にすることがある。 そう「ずるり」。
一見起承転結があるようで中身が空。

以前、解剖学者の養老孟司の本に面白いことが書いてあったことを思い出した。
西欧語には冠詞がある。不定冠詞aと定冠詞The。日本語にはそれがないけれ
ど助詞「は」と「が」がその役をしているそうだ。それに対して中国は助詞
すらない。靖国の問題、慰安婦の問題、チベットの問題、その区分けがつい
ていないまま討論されるらかごちゃごちゃになる。

「概念」は論理的に物事を進めていくときに必要不可欠なものだと思う。一方
「感覚」は人間のもつ感性や情緒といった大切な個々のものだ。時として区分
けをせず慌ただしく結論らしきものを出す。もう少し立ち止まって考えること
はできないのだろうか。政治(力)と文化これにも関わってくる。

考える葦、我思う故に〜、等々古来からの哲学者の言葉は今も輝いている。
携帯も、メールもネットも大いに活用して良いと思う。だが「考える」こと、
「言葉について考えること」これがあっての文明の利器だ。 逃げや、逆行
に走ることだけは避けたい。12億の中国人がネットと携帯に興じる時代が
やがてやってくる。 恐い。




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