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561万理久利:2010/09/01(水) 12:38:32
合評−2 坂村真民・佐江衆一
三島の一遍上人を読んで、こんな詩人たちにも巡り会えました。
一遍上人は女性から沢山の「啓示」をもらったのではないでしょうか。
母、遊女、弟子に撤した妻から、娘から その他たくさんの女から。
※「(さかむら しんみん、1909年1月6日 - 2006年12月11日)は日本の
仏教詩人。熊本県荒尾市出身。本名昂(たかし)。一遍の生き方に共感
し、癒しの詩人と言われる。」ウィキペディアより

合評1で、連れ添った超一房(ゆき)に触れたので、二人の関係を詠っ
た佐江衆一による詩と坂村氏のコメントを長くなりますが、そのまま引
用させていただきます。 実に人間的な一遍上人がうかがえます。

<一遍上人と超一房>
 超一房が亡くなってから
 一遍上人は
 急に身のおとろえを
 感ずるようになりました
 生まれつき頑張るひとが
 他の人から見ても
 わかるような
 淋しいかげが
 感じられるようになりました
 超一房の呼ぶ声が
 日に日に強くなってゆくのでした
 わたしはそういう一遍さんが
 好きなのです
   仏はつねにいませども
   うつつ(現)ならぬぞ
   あわれなる
   ひとの音せぬ
   あかつきに
   ほのかに
   夢に見えたまふ
     (梁塵秘抄)
 一遍さんと超一房を
 実に良く書いてくださった
 作家佐江衆一さんに
 わたしは心から感謝し
 長生きしてよかったと
 お礼の手紙を書いた
 タンポポ堂には
 一遍上人の像がある
 超一房も来てくださらぬかと
 ひそかにわたくしは
 夜明けの夢に思う
 ああ愛よ
 永遠であれ
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