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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

553万理久利:2010/08/30(月) 14:44:24
合評第一作品感想の前に
<24号テーマ前書きと絵について>

「てふの夢」に続き「むげん」ときました。それも「夢碍无」です。万葉仮名を選び、
その中の日本書紀方式とか・・・無学な私は思わずええっの世界です。「夢碍」とい
う言葉も初めて、「无」という文字も初めて。「夢碍」の意味はついにわかりません
でした。それでもなんとなく収まりがいいのです。不思議です。

筆者の歴史不勉強の私にとって難解な作品は、辞書と本を読みながら徐々に読み進め
ることがどうにかできています。知らない歴史、言葉がたくさん出てきますが、慣れ
るとその後ろに隠れている筆者の思いのようなものが少しずつ見えてきたような気が
します。それを探るのも面白い。

筆者は時空を越えた観察眼、真理、真相、そんなものを辿っているのではないでしょ
うか。現在が見えないならば、古代へ、そして、行き着くところ、無限、宇宙感。
そして筆者は現在にもどり居眠りをする。
歴史を改めて知りその面白さを筆者から教えられています。

「むげん」を「夢幻」と読み、幸若舞の演目「敦盛」の「夢幻の如くなり」へと。
そして観察するどい筆者は幸若舞が今も残される唯一の伝承地が佐賀線最終駅「瀬高」
であることを知る。 佐賀線はなくなったけれど、歴史は人々によって繋がれていくの
だと思います。佐賀に育った筆者もだからこそ発見できたことだろうと思う。引きつけ
会う何かが在るのでしょう。短い文章ですが綺麗な余韻を残してくれる詩的なものだと
思いました。

テーマ提供絵「タナバタウオ」、これもまた凄い。 冊子上でもブログ上でもはっきり
と映っていないのが惜しいほど、この魚にはたくさんのものが描かれている。緻密画と
言っていい。一つの小宇宙。そんな気がしました。 夢幻に漂うタナバタウオ、その中
では選ばれた人か、神か、哲学者かわかりませんが、人々の毎日の生活が送られている。
そんなイメージでしょうか。まずは絵のサイズを知りたい。ほんものをいつか見たいと
思いました。2401




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