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5497万理久利:2020/12/25(金) 12:51:28
神野図書 放浪記3/岩波少年文庫 
今から70年前の12月25日、岩波少年文庫が創刊されました。
α総務で保管している神野図書の中に数冊みつけました。
赤、青、緑、水色……くっきりとした表紙の厚紙に白黒のなんともかわいいイラストが描
かれています。
どれも遥か昔し小学生の頃読んだ本ばかり。学校の図書館、市の図書館、町内会集会所の
図書館で借りました。当時は海の向こうの世界をテレビよりこういった本で初めて知った
ものです。

真っ赤な表紙の上の白抜きのタイトル『クオレ』(上・下)。中身をすっかり忘れていた
ので、開いて目次をながめていると「母を訪ねて三千里」があるではないですか。クレオ
の中に収めれていたお話だったのですね。思わず開いて半世紀以上の時を経て、また親思
いの勇敢な少年マルコに合いました。原題は「アペンニーノ山脈からアンデス山脈へ」、
世界地図が当時頭に入っていたのか危ういところですが、あんなにしてまで母親に会いた
いのかと不思議に思ったものの、マルコが海越え山越えたくさんの苦難を乗り越えて母親
に再会できたことだけはわかりました。

創刊の日がクリスマス/降誕祭、創刊の選んだ作品の中に『クリスマス・キャロル』が入
っている――GHQの影響なのかもしれません。今なら、岩波さんのGHQ忖度といったとこ
ろでしょうか。

表紙と中の挿絵だけでもなかなか楽しめる岩波少年文庫です。??

クリスマス・キャロル  村山栄太郎訳
1950年12月25日 第一刷発行
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