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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

5429赤松次郎:2019/10/18(金) 13:05:07
山荘便り−20191018
◆『老いと詩境』先日到着しました。ありがとう。秋の夜長にじっくりと読ませてもらい
ます。
 それにしても時を置かずにシリーズが途切れなく続くのは、まさに貴君の創作意欲が旺
盛だと感じられ、羨ましいかぎりです。当方、後十数年の寿命だと覚悟していますが、や
り残し(『無限回廊』や『セピア色の手帳』の完結)が気にはなりながらなかなか意欲が
わきません。本業の仕事はほとんど頭を使うことなく煩わしくないから、毎日休まずこな
しています。しかし小生にとって文章を綴ることは、資料を読んだり真実であるか判断し
たり、人と違った言葉や表現を推敲したりと、相当の努力が必要でなかなか難儀なことで
す。最近は「同人α」も昔書き溜めた「山荘便り」でお茶を濁しているので、少々負い目
を感じている次第です。

◆台風19号は、風はそう強くありませんでしたが、雨の量がすごかったです。川の氾濫
にたいしては高台に住んでいますから心配はしていませんでしたが、土砂災害警戒区域の
レベル5に指定されました。我が山荘は13度の傾斜地に立っていますので、場所や地盤
の強さなどの条件の違いはありますが、一般に建築の構造で要求される注意傾斜は30度
以上であることなどから、まだまだ大丈夫だなどと考えていましたが、それでもいつ避難
しようかと迷いました。避難先がさる大きな新興宗教団体の山梨別院ということも気にい
りませんでした。入信しなければ返さないといわれるかも・・・と冗談を言いながら、結
局は避難することを止めました。冷静にこの山を観察すると100年近い赤松や椚、ブナ
などが育っているということは、その間土砂崩れが起きなかった証拠だと勝手に判断して
います。

◆今年の5月に上京した時、いつも覗く教文館の白水社エクス・リブリスのコーナーから
オルガ・トカルチュク『昼の家、夜の家』『逃亡派』の二冊を購入してきました。複数の
人物が複数の場所で時を超えて描かれている文章には、小生のような難解もの好きでもそ
うとう手こずりました。いま考えるとドナル・ライアンの『軋む心』などと同じく“意識
の流れ”的な構成の本を多く選んで読んでいると思いました。
 なおオルガ・トカルチュクについて追記しますと、今年のノーベル文学賞を授与されま
した。小生が手にする本はノーベル賞をもらう著者が多いと思うから、浜○子の経済予測
よりは格段に確率がいいのでは・・・・・。

  

◆「モロ」は毎朝、毎晩私達の食事に付き合います。テーブルの端に四本足を一直線に並
べ、ちょこんと正座して人間どもの食べるところを興味深そうに眺めています。何を食べ
ているか、どの順序で口に運ぶか、栄養は偏っていないか等チェックしているようです。
食べ終わってお茶の時間になると静かにテーブルから去って行きます。まるでそこ臨席す
ることが家族の一員としての証と認識しているのでしょうか。
 それから「モロ」を観察していて発見したことが一つあります。真正面から見ると鼻の
穴が見えません。よく見ると微かにそれらしいのが見当たりますが、人間ほど黒黒とした
孔が目に付くことはありません。これでは胡麻の実、いや麻の実を一つずつ左右の孔に詰
めれば窒息するに違いありません。だから激しく活動出来るのは二分間だと納得しました。
(二分間については小生の個人的な見解で、正確に検証されたものではありません)。そ
れにしてもまことに猫は不思議な生き物で、世俗を離れた山荘暮らしの私にとって良き同
居人です。
       






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