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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

539高島 徹:2010/08/27(金) 09:34:05
描く時の気持ち
小生の場合は上手くなりたいと言うより、上手く描けるようになりたいと言う気持ちが支配しています。技術的に難しいモチ-フを描いたり、難しい技法に恐る恐る挑んだりして、結果満足いつた時の充実感が何とも言えません。
世の中上手い方は気が遠くなるほどいますので、他人の作品は目の肥やしにして自分の技量とは比較しないようにしています。上手い人の上手さかげんはそのまま受け入れ、自分の未熟さと比較しないことです。

教育学部の美術を出た学校教師の経験のある先生は、決して生徒や我々熟年者を指導する場合にも出来栄えをけなしたり、くさしたりは絶対にしません。生徒各人の持ち味・長所を褒め称え、それを伸ばす指導をしてくれます。
このような先生は楽しく描くことを教えてくれますが、自分の場合も「楽しく描くこと」を常に念頭においています。

その点プロ的に画家的にのし上がってきた人は往々にして、自分の色に染めたがります。
こういう指導者からは、生徒はどんどん離れていってしまいます。生徒の作品に筆を入れ、書きなぐつて元のオリジナルが無くなるようなことを平気でやります。

生徒の個性を大切にする先生の、さまざまな技法のアドバイスを素直に受け入れ、実践していると一・二年もすると見違えるように良い絵が描けるようになります。

平山郁夫画伯はどんな時でもメモ用紙に鉛筆を走らせ、デツサンしていたそうです。あんなに有名な方なのに、常にデツサンにチャレンジし描く訓練を常にしてていたそうです。絵の出来栄えの70%は、デツサンの出来栄えで決まりますので、デツサンは大切な要素なのです。
先生のデツサンは一本の線で描かれ、複数の線で書きなぐらない独特の作品です。

図書館で借りた先生の本をじつと眺めて、ため息をついている自分がいます。




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