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5370キメラ17号:2019/05/06(月) 17:26:12
岩波『図書』のおしどりマコさん
大型連休が始まる4月終わり岩波図書5月号が届きました。
いつもなら直ぐ開くところ、バタバタしていて先日漸く手に取りました。
もくじにおしどりマコを発見しまずは彼女の作品から。

おしどりマコといえば、反原発運動を繰り広げている芸人さんで、反原発に関心ある方
なら恐らくご存知かと思われます。同じ岩波でも『科学』に原発関係の寄稿をしていた
ことは知っていましたが、文藝色の強い『図書』に今何で? そんなわけで真っ先に読
み始めたわけです。
内容は彼女の読書暦。幼い頃から図書館通い。一番影響をうけたらしい『はるかな国の
兄弟』を中心に本の大切さ、読書の大切さを訴えているようです。
私も大いに同感!! なかなか良いことを書いているではないですか。

でも読み進めるうちに少々気になる箇所が出て来ます。彼女を反原発活動に走らせた原
動力について述べた箇所です。
「病気や自死された記者さんや研究者や裁判の原告や弁護士さんらを見てきたから。余
命宣告されたり、自死を決めた方々が、原発事故の問題はおかしい、と動き続けたのを
見たから」そしてその死んでいった方々と「私もちょっとだけ頑張ってきました!」と
『はるかな国の兄弟』の中にでてくる死者の出会い場所“ナンギヤラ”で再会したいと
繋げて行きます。ほーっそういう繋げ方か…。
これだけ並べてポーンと告白されても…、病死や自殺や余命宣告の実体がわかりません。

彼女の“頑張”りで
娘の活動に理解を頑なに示さなかった母を辺野古基地反対運動に参加するまでにさせ
本が読めない?相方でもある夫をお気に入りの本屋ができるまで本好きにさせた…
で終わります。
いったい何を言いたかったのか、そんな印象だけが残りました。
立憲民主党からの出馬が噂される中、公示前の決意表明/宣伝活動のように思えなくも
ありません。

冊子終わりの『図書』編集後記「こぼればなし」はドイツの出版事情を取り上げていま
した。図書館は有料、書籍価格は日本の1.5倍、図書売り上げは下がるどころか伸び
ていることをあげ、日本はドイツと異なり、いかに書籍が軽く扱われているか述べてい
ます。結びは「この国の本を取り巻く環境は危機的な状況を迎えています」です。
岩波さん、マコさん、「本」をキーにして共振現象を起こし、どうやらウィンウィンの
五月号になったようです。






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