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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

5191昭和のテレビっ子:2018/04/30(月) 18:57:34
NHK『中国秘境 四川美人谷』
中国の秘境チベット高原にある「美人谷」と称するギャロン・チベット族の集落を訪ねた
ドキュメンタリーだ。
1980年代に放送されたNHK特集『シルクロード』の21世紀版といったところだろうか。
こういうものを撮らせたらNHKにかなうものはないだろう。

美人とあれば男子だけでなく女子も興味津々。美をはかる尺は現代の一般的で共通のもの
で何とも言えないが、確かに美人谷の女性はみな美しい。美しいだけでなく強い。よく働
く。強いだけでなく、賢くかつ優しい。古くは母系社会の女王の国の末裔とあるのにも十
分納得がいく。
主人公は26歳の二人の小さな子をもつラムさん。お笑い芸人友近さん、はたまた夏目雅
子さんを彷彿とさせる美人だ。美人であることは彼女には全く関係無い。毎日起きてすぐ
伝統の髪型を整え身繕いをし、子を育て、野に出て働き、仲間に協力し、そして家を守る。
先祖を敬う。顔よりさらに生活の有り様が美しい。みな実に勤勉でもある。男たちもいっ
しょだ。女がこうであれば男も自然とそうなる。

質素で力強い人々の生活の背景にある、山間の絶景、春の緑と花、石積み住居と塔、連綿
と続く信仰が根付いている世界は、ジブリのアニメか桃源郷のように思えた。
時代の流れによって、この世界の姿も変わっていくのだろうが、自然がこわされ、物が溢
れ便利になることだけが果たして幸福なことなのか…どうしても考えてしまう。
便利な世界に住んでいる人間の勝手な思いなのだろう。
時代の変化はやむを得ない。だが、時々耳にするチベットの人権問題を考えると、この桃
源郷にそんな問題が起きないか心配になってくる。






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