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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

5160響灘王子:2018/03/22(木) 19:18:35
α 53号雑感
 前53号の「出自」では古賀氏の遠大な調査結果が完成したことに驚愕、出自というよりも歴史物語であり羨望の眼差しで拝読いたしましたが、これらも古代から「文字」が継承されてきたからの賜物でしょう。
小生もルーツ探しの真似事をしていますが戸籍調査・位牌・墓地・古老・文献 等々の調査では江戸末期までの遡上がせいぜいで、過去帳閲覧には「御供え」を要求される等一筋縄ではいきません。本編古賀氏の「田雑一族」の歴史は凄惨な戦の連続で歴史とは戦争の記録とはよく言ったものと実感、性善説・性悪説の言葉が空しく聞こえます。 他方女性像が皆無なのが寂しく近代以前の女性の位置付を現しているようです。また朝鮮役では郷土岡山の宇喜多備前の守秀家の名が総大将で出てきますが、関ケ原以降一族は迫害を恐れて現在でも大部分は「浮田姓」のままです。この朝鮮役では大量の軍船を如何にして調達・建造したのか、また軍船の対馬海峡渡海も難儀したでしょうが表面には出てきません。

 後半の「肥と筑」において徐福船団による工人集団の渡来により技術が伝来とありますが、その根本に建築でも造船でも必須の木材原料 → 製材技術 → ノコギリ → 製鉄技術が必須で、これの伝播が文化文明の一翼かも? また漢代の中国河北で森林枯渇とありますが、家屋・造船・熱源 等で広大な森林資源が枯渇するものか? ならば朝鮮役で軍船を大量に建造した西日本各地の森林資源も枯渇したのか?(瀬戸内の山林の一部では古代から近世までは製塩や陶磁器製造の熱源として伐採、戦中は松根油採取で、戦後は精錬工場の亜硫酸ガスで壊滅的被害で禿山だらけです)
 更に舟に絡んで、中世以降の航海目的は〜新天地 略奪 交易 植民地〜等々の理由で海を渡ったが、最初に大航海を目指した古代の人々は、何故一応は安全な生活から粗末な船に乗って一寸先は闇の、存在さえも未知の世界へ命をかけて旅立ったのか、それが冒険心だったのか? 歴史の不思議は際限なく広がります。




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