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5132昭和のテレビっ子:2018/01/15(月) 19:22:06
『ブラタモリ 宝塚』NHK
 牟田氏の2014年の宝塚談議(佐賀・桜会会報掲載作品数点)を読んだ後だけに、歌
劇団がなぜここで誕生したかについて興味津々で観た。だが、いつもの歴史と地理好きタ
モリの蘊蓄を夾んだちょっと小難しい地政学講座を受講したような気分で終わった。山か
ら流れ出る川が作った中心街から離れた田舎の扇状地、昔からあったのが男の娯楽街、川
を挟んだ向かいの場所に後からできたのが女子供も入れて家族で楽しめる場所、それが歌
劇団の発祥の地だったようだ。たまたま沼地で利用されていなかった広大な空き地を上手
く活用したという話である。「花道」もまた、たまたまそこにあった川の土手を上手く利
用したに過ぎない。あっと驚くような話は聞けなかったがそれでも見終わってから思い浮
かんできたことがあった。
 終わりの方でチラリと出て来た創始者である小林一三をみてからだ。一昨年前NHKで
やっていた『経世済民の男 小林一三』が蘇ってきた。このドラマと重ねてブラタモリを
観るとまた別の面白さがある。今やっている朝ドラ『わろてんか』にでてくる気障な青年
実業家 伊能栞にも繋がった。伊能は小林一三をモデルにしているのではと想像がふくら
む。
 わろてんかはお笑いの吉本と少女歌劇団、関西発祥の庶民の娯楽二つの大御所だ。
続けて浮かんできたのが『わろてんか』に出て来た、島根からスカウトしてきた安来節乙
女組。家族で楽しめるお笑いの中に若い女性の楽しい踊りと歌をもちこみ新天地を開くと
ころは少女歌劇団にも通じる。一三はここからヒントを得たのではないかとも…。
 そして思い浮かべたのが、牟田氏が2014年9月の会報で書いていた『AKBと宝塚』。
AKB48は宝塚を意識して作られたが逆に宝塚自身もAKBから学ぶものがあるという。
それは[地歩系列のグループを作り、中央との相互支援や相乗効果で実績を上げるやり方]。
地方から掘り出してきた乙女組のように、宝塚も全国から夢と希望に溢れた少女を集め鍛
え上げる学校を作り上げたがAKBのような地方、時には海外まで系列グループを作る展
開はまだのようだ。こうして最後は何と牟田氏の作品にまで繋がった。
 ただの「タモリの宝塚地政学講座」で終わったような今回のブラタモリが、あとから意
外な繋がりを作ってくれたようだ。






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