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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

4967昭和のテレビっ子:2017/09/07(木) 17:37:06
映画『ラスト・ショー』BS3
前日の「プレイス・イン・ザ・ハート」に続き舞台はアメリカ南部テキサスだ。
30年代から時代は進んで50年代。
題名から、ミュージカルかショービジネスの話かと単純に想像していたが、ハイスクール
の男女の青春ストーリー。「ビバリーヒルズ高校白書」のようなリッチ感はないが、若者
の無軌道振りと冒険心、そして屈折はいっしょだ。性の開放感は現代の日本ですら、当時
の高校生には追いつかない。お国柄なのだろう。

映画全体に流れるのは時代の閉塞感。かつては賑わっていたであろう町並みも寂しいかぎ
りの風景。一寸した過疎状態。若者は就職先を求めて大きな町に行くか、小遣い稼ぎに石
油堀。大人達はみな僅かながらも過去の栄光の記憶にしがみつきながらも諦め境地。
そんな中、小さな社交場(映画館、ビリヤード、スナック)をやっている中年男サムが一
人、開拓時代の古き良きカーボーイ魂を温存させている人物として描かれている。
サムが死に、映画館も閉じ、親友も朝鮮政争へと去っていく。一時代の終わり…の余韻を
残して終わる。今のテキサスと言えば、ハイテク企業が立ち並びそして宇宙センターだ。
時代はどんどん変わる。

驚きの再会と言ったらいいのだろうか。
町一番の美人高校生、見事なブロンド、大きな口、ツンとしたかわいい鼻、見覚えがある!
昔毎週観ていたドラマ『こちらブルームーン探偵社』で部下ブルース・ウィリスと粋な口
げんかを繰り広げる美人社長を演じていたシビル・シェパードだった。熟女前のういうい
しい若い頃の彼女もなかなかの美人だ。
もう一人は主人公だ。
戦争で五感を奪われ手足をもぎ取られた青年『ジョニーは戦場に行った』のジョーだ。
当時のティモシー・ボトムズは幸薄い心優しいナイーブな青年役がぴったりのようだ。
おんぼろトラックのラジオから、スナックのジュークボックスから流れる50年代のカン
トリー音楽が軽快なだけにもの悲しい。

  






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