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4735昭和のテレビっ子:2017/03/02(木) 12:12:37
猫の魅力
今空前の猫ブームらしい。
駅長猫、リクルートじゃらんの旅する猫、コマーシャルでも猫は引っ張りだこだ。
ペット紹介番組では、姿がかわいい猫、珍芸をする猫、希少猫(多くは高額の値が付けら
れた猫)を並べて「かわいいー!」「私も欲しいー!」とゲストに言わせて盛り上がる。

半分はペット関連業者とテレビマスコミが煽って創り上げたブームかと思うが、猫そのも
がもつ魅力に人類はずっと前から惹かれていたように思う。
敢えて今のブームの火付け役をあげると、岩合さんの「世界猫歩き」ではないだろうか。
彼が猫の魅力を、その生き方の魅力をテレビ画像で教えてくれた。どうだ、かわいいだろ
う、だけでの薄っぺらな内容ではないのだ。
いわば「作られたかわいさ」だけを追っかけるのでは無く、世界中の普通の猫と猫の視線
で猫語で接し、言葉少なげに視聴者に優しく解説してくれた。

嗅覚、聴覚、触覚(鬚)頭の良さも犬に決して劣らないのに、救助猫、麻薬猫、羊追い猫
は聴いた事がない。ねずみ取り猫くらいだ。
これは「人に迎合しない」ところから来るのだろう。ねずみ取りも人に言われてやるので
はなく、勝手にやるのだ。
同じ猫同士もさっぱりしたものだ。生き物の本能として母親猫は子を育て上げるが、父親
は繁殖に加わっただけのようにも見える。
猫同士はもちろん、人間との関係でも従属関係や依存関係をもたない。基本一匹狼(猫)
なのだ。

猫好きは比較的男性に多いように思える。これまで表向きには表舞台に立って社会にもま
れ本音と建て前の狭間に立たされ、表向き家族の長としてふるまいつつ、実態は妻と子に
はなかなか入り込めず、孤独感を味わう男にとっては、孤立無援、誰にも媚びず迷惑もか
けず自由気儘にしたたかに生きる猫に憧れるのかもしれない。
そう言えばヘミングウェイも内田百?も漱石も大の猫好きだった。
「子連れ信兵衛」、「猫侍」、直虎に出て来る「和尚」も猫の抱っこシーンが多い。

山荘で猫と暮らす赤松氏が衣・食・住の面から猫の生態を書いてくれている。
どうやら氏も前述の男達のお仲間に入ったようだ。
「かわいい、かわいい」だけではない、人間を惹き付ける猫の魅力が少し分かったような
気がした。






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