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4309ひねくれマリアンタ:2016/05/26(木) 09:19:24
イタリアの塩野さん
先日西田亮介氏が憲法論争にまつわる記事を朝日から依頼され寄稿したところ、編集者責
任者からこれはまずいですと言われたことを「戯評」でとりあげたばかりだが、昨日は塩
野七生のなかなかおもしろい記事が朝日に掲載されていた。西田氏の時と同様、これまで
の朝日基準からすれば、「ここ表現変えてくれませんか」と言われそうな内容だ。

このことについて事前に塩野氏インタビュー内容を知っていたと思われる人の「朝日、掲
載するのかな?」、掲載後には「塩野氏から簡単につっぱねられたは」あるいは「大物歴
史作家だから泣く泣く修正せずに載せた」こんな批評もあった。
そんないやらしい勘ぐりはここではしたくない。
新聞社はこうでなくちゃ…。
新聞社として当たり前のことをしただけだ。

さてさてそれより塩野氏の「オバマ氏に原爆投下の謝罪を求めないことはいいことだ」、
その理由がいかにも西欧の古い歴史を研究しつづけてきた彼女らしい。
謝罪を求めないと言わせた賢い部下がいて、安倍氏は自分で判断できないとしても部下の
意見を取り入れることができる能力をもっている。これがいいのだ、といっているように
も思える(笑)。でも重要な指摘だ。
しめの言葉は
「歴史を一望すれば、善意のみで突っ走った人よりも、悪賢く立ちまわった人物のほうが、
結局は人間世界にとって良い結果をもたらしたという例は枚挙にいとまがありません」。
国と国との交渉、かけひきはもちろんのこと、政(まつりごと)とはそんなもんだ、とい
やというほど歴史から学んだ彼女だからこその意見のように思える。

塩野氏といえば2014年の文藝春秋寄稿文を思い出す。朝日謝罪騒動があった年のこと
だ。事実誤認だ、と一部団体から出版社が公開質問状を出されたり、氏への批判がでた。
今回の記事と合わせて読むと、彼女の考え方や立ち位置といったものがよくわかってくる。

昨日の朝日記事↓
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R3T1VJ5RULZU00Q.html






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