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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

4173万理久利:2016/03/09(水) 21:58:34
奨学金
 国会議事堂前、はたまた沖縄まで繰り出すシールズ大学生、派手な衣装とマニュキアを
塗ってデモに繰り出すT−ns SOWL高校生、みんな勉強してるのかなあ。学問した
がってるのかなあ。それで学費給付だ、返済免除だって言うの変じゃない?
返済できないのは、職がないから、職がないのは政治が悪いから、ちょっと待てよ!!
 本日の国会で某議員が言っていた。「奨学金を貰う大学生の殆どの人がバイトをしなけ
ればならないのが現状。みんな勉強したがってる」。ええーっ!!本当? もっと 遊びた
いからバイトする学生もたくさんいるのになあ。

 昭和を生きた父は昇進意欲など全く無く最後まで安月給。母は内職と掃除パートを続け、
二人して子全員大学まで行かせてくれた。でもお国へのぐちは一度も聞いた事がない。若
い頃はどこかバカにしていた二人を、今では誇りに思える。
 社会人になってから、借りた奨学金は少ない給料の中から時間をかけてこつこつ返済し
た。次の学生に是非使ってもらいたいと、感謝を込めて返済した。社会に役立つ立派な人
間にはなれなかったけれど、社会人としては小中学生当たりではあったが、この時期、奨
学金返済は小さなことだけれど、これから生きて行くための小さいけれど「励み」と「自
信」にも繋がっていたんだなあと年をとった今、そう思える。

 親も子も、お国にばかり頼ることが当たり前になると、国民は国に縛られることにもな
るような気がする。子に学ばさせたいと思う親を育て、学びたいと思う子を社会が応援す
る「最低限の仕組み」、公平・有効に運用できる仕組みをつくること、それが肝心だ。
 私の両親の時代を振りかえると、人々が感じるその「最低限の基準」が大分上がってき
た、反面一人一人の努力と覚悟の基準は下がっている、そうも思えてくる。
これは権利意識の高まりと個々の責任感の低下とも言い変えられるのではないか。
時代の変化、意識の変化に応じた仕組み作りはとにかく難しい。






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