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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

4145昭和のテレビっ子:2016/02/15(月) 23:01:24
豊饒?の土日
土日は面白かった。 テレビっ子とは言え、テレビ漬けぶりに我ながら呆れる。しかし止められない。
●司馬遼太郎思索紀行 「この国のかたち」 第一集 NHK総合 午後9:00〜
●「逃げる女」最終回?? 同 午後10:00〜
●平行して 漫才「グランドスラム」 フジ 午後8:00〜

14日
●46億年の地球博物館 〜恐竜vs人類〜 テレビ東京 午後4時〜
●司馬遼太郎思索紀行 「この国のかたち」 第二集 NHK総合 午後9:00〜
●「鴨川食堂」 NHKプレミアム 午後10:00〜

・日本どうなってしまうのだろう、世界はどうなってしまうのだろう、そんな時にいろい
ろと考えさせられたのが「この国のかたち」だ。司馬氏の日本史観は少なからずの抵抗感
があったが、島国民族の限りない「好奇心」武士の神髄「名こそ惜しけれ」、「公の心」
にはなかなかうなずけるものがある。これをもって直ぐに帝国主義、軍国主義云々に結び
つけたがる人達もいるようだが、それはそれ、これはこれだ。要は司馬氏が言うところの
日本人の特質をどう生かすかの問題。戦争に繋げる人も居れば平和に繋げる人も居る。未
来に向けて、日本と世界の平和に繋げていけばいいことだ。

・「人類は何処から来て何処へ?」は恐竜と対比させながら考えてみるという視点がいい。
45号作品の『競合と共生』や『肥と筑』そして『アルタイ語と日本語』を読んだから上
記二つの番組が目についたのか、それともの作品が番組を呼び寄せたのか、不思議な気分。
45号作品を目にする少し前、司馬遼太郎の『日本語と日本人』を読み終えたばかりだ。
この偶然も不思議。

・NHK現代ドラマはサスペンス、ミステリー、べたべたの恋愛物、いびり/いじめ物では
ない、決してわくわくドキドキ、悪者退治でスッキリといったものは無いが、どこかしっ
とりとした余韻を残すものが多い。「逃げる女」も「鴨川食堂」もしかり。
なぜか歴史物ふたつの番組の後で観たからか、いつもと異なった味わいがあった。「逃げ
る−」は人類だけがもつ心の闇と竹内氏言うところの「あらぶる心」、「鴨川−」は46億
年の地球博物館で教授が語っていた「人類だけが料理の知恵を持ちかつ食を愉しむ」と繋
がっていった。

・昭和のテレビっ子は生きている金語楼も榎本健一も由利徹も画面を通じて見た記憶があ
る。二人とも既に全盛期を過ぎていたし、どこかしら戦争臭さがあって好きになれなかっ
た。「へんなお爺さん」そんな印象しかない。コント55号あたりからお笑い好きになっ
た。漫才ブームには友人に頼んでお笑い番組ビデオを駐在先まで送ってもらった程だ。時
は流れ、今は五世代とも六世代とも言われているようだが、どうも芸が粗雑になっている
ように思える。演芸そのものというより、バラエティ番組全体にあいまいに拡散されてい
っているように見える。自分達だけで楽しんでいるように見える。漫才グランドスラムな
るものを初めて観た。実力芸人を揃えたという謳い文句が嘘臭く思えたが、どの芸人もい
つもより「真面目」に演じていたので感心。関西と関東の違いの妙、テレビで見かけない
芸人の中にもなかなかの芸を見せてくれたのにも感心。感心というより安心かな? 私が
生きてきた短い時間の中でも演芸には時代の流れ、空気がよく現れている。






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