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3853長岡曉生 :2015/06/18(木) 11:44:32
4301事件(六) 最終回:評
 [事件]も最終回と成り、評の期限も1日過ぎてしまい、慌ててこれを書いています。
 でも、その評を書く前に、著者の筆名と著者画像について書いておきましょう。

・筆名[国木 光]について
 この印象深い名前は、著者のお父さんの筆名の姓[国木]を採ったものだそうです。
これに恐らくは著者自身の選択による名前の[光]を加えて出来上がったものでしょう。
 この[国木 光]を前に、私が直ちに思い浮かべたのは、周易の第二〇番[風地観]卦の
第四爻(こう)でした。これについては以前に軽く触れたような気もしますが、もう一度、
より詳しく説明して置きましょう。
 まず[風地観]卦は、風が地上を吹き過ぎる象(かたち)で、全体の意味は指導者が周り
の状況を顧み、民を観て教えを説く事を示しています。
この大枠としての[風地観]卦は、きっと著者のお祖父さんが従事され、家系の道筋を規定
したお仕事を暗示しているんでしょうね。これについては、エヴァさんから聴いています。
 一方、より個人的状況を示す第四爻には[国の光を見る。用いて王に賓たるによろし]と
あります。
つまり[風地観]卦の第四爻の説明文には[国木 光]の[国]と[光]との字が含まれて
います。この第四爻の意味は、本人の見識を見こんだ或る組織の王、つまり主宰者から賓客
として受け入れられると言うことです。それ故に、本人は新しい波の書き手を待望していた
同人αに大歓迎されたんです。
 では、なぜ第四爻という爻が表に出るのか、と言う疑問に対しては[国木 光]という名
の中でまだ現れていない[木]の画数が[四]であるからだ、と言っておきましょう。
・著者画像について
 従来は、やや堅い感じを与えていた方ですが、本質はエヴァ・マリー・ゼノンさんが説く
通りの人で、ここにきて優しい心の内を開いて見せてくれたという印象の画像ですね。
[事件]という連載物に、今回ひと区切りが付いて、ほっとしたことも有るのかな。

 それでは、作品の中身について、わたしなりの印象を簡単に述べてみます。
・アニマとアニムス
 一女性として描かれる主人公の性格中には一対の女姓(アニマ)と男性(アニムス)が、
互いに独立の存在として存在しています。アニマは自らを[私]、アニムスは自らを[俺]
と呼んでいますが、[俺]は[私]のことを[ご主人様]と呼ぶ、従属的存在です。
 その一方では、アニムスはより知性的で、より感情に流され易いアニマを外部の危険から
守るという保護者的存在であり、一見すると両者の関係は矛盾しているように見えます。
これから読めるように、アニマとアニムスとは、対照的存在ではないのでしょうね。
・大脱身?、それとも臨死体験?
 ここまでの[事件]シリーズを読むと、アニムスの[俺]はベッドに横たわったアニマの
[私]の身体を上から見下ろすことが出来ました。
この時、アニムスの[俺]が経験している現象は、大脱身?、それとも臨死体験?
それとも、その他の現象なのでしょうか?
作者の考えを教えて下さい。

 以上、作品自体に対する評が簡単過ぎて、申しわけありません。
 それでは、真っ赤なバラが大好きという国木さん。
これからもずっと、作品という大輪の花を咲かし続けて見せて下さい。
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