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夢∞夜/ぽっぽや
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?????????? 映画の一場面とつる姫のコラージュ
鉄道員〈ぽっぽや〉1999(東映)
主演:高倉健 妻役 大竹しのぶ 監督:降旗康男 原作:浅田次郎
主人公乙松の、生まれて直ぐに死んだ娘との走馬燈のような出会いが繰り広げられる。
乙松の死期が迫っていることを思わず予感してしまった。再会が例え死を前にした乙松の
幻想だとしても、少しも違和感を感じなさせないものがある。心の風景が、現実よりむし
ろ、より一層「現実味」を帯びて生き生きと表現されているように思えた。
親爺の悲哀、男の友情、こだわり、女の悲哀、そして心の優しさ、辛さ切なさの中にも
顔を出すユーモア、これを書かせたら浅田次郎は断トツにうまい。少なくとも数本の指に
は入るだろう。小説の中の鉄道員乙松はもっとダサい人相の親爺をイメージしていたのに
対し、高倉健の配役はできすぎだ。容貌ができすぎだ。だが、心意気と不器用であればあ
るほど伝わってくる後悔の気持ちと優しさだけは、小説の中の主人公に負けないものがあ
った。姿形があまりにもも異なる作家浅田次郎と俳優高倉健だが、共通する優しさ、優し
い目を持っているように思える。
寝ている時にみる夢の世界のほうが現実的に思えることがある。浅田次郎の描く世界も
それと共通するものを持っているようだ。それを役者高倉健がうまく演じていた。
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