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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3790万理久利:2015/05/10(日) 09:54:00
中国縦断4300粁単独自由旅行記14(T.Goto著)

 第15日目  ―??鄭州 ―



9月24日(晴 夜一時雨)気温27℃

 昨夜は鼻が詰まり二度程起きてうがいをした。風邪ぎみだったのが更に悪くなり喉が痛
む。6:00起床。歯磨き、洗面、髭剃り後、洗濯したアロハを着てスケッチブックと色鉛筆
を持ってホテル玄関先に出る。時々パラパラと時雨。二七賓館玄関周辺を数枚スケッチし
彩色。二七記念塔は複雑な形をした建物だ。
スケッチを終えるとホテルの食堂に行った。油で揚げた湯葉の様な物、野菜と豆が入った
煮物、万頭2個、粥一杯を食べて部屋に戻る。部屋掃除をしていた客室係り男女職員をス
ケッチ。この後、ホテル内散歩をしているときに別棟で見つけた美人スタッフをスケッチ
する。彼女を見て直ぐに「スケッチさせてください」と云うと了解してくれた。彼女がポ
ーズを取り始める。「普段の姿勢で肩の力を抜いて」とジェスチャーで伝える。手の位置
や方の高さ等、手直しをして素描、色彩。彼女に一枚角度を変えて描いて渡す。記名して
もらう。
 部屋に戻り荷物を整理して、スケッチブック(小)一冊と地図、パスポート、日本札4
千円を入れたビニール袋を持って二七賓館を出る。二七記念塔を一周して、この中央を走
る二七路を直進する。約5百m程歩くと、日本の古い城の内堀に相等する内堀河に架かる
石橋があった。ここで一枚スケッチ。スナップ一枚撮る。この辺りのポプラ並木は幹の太
さ30?はある。我々の兵士時代は5?直径程度であった。珪素(ケイソ)土壌の大陸の黄土で
は植物は育ちが悪いと云われているが、42年の歳月は其の昔を偲ぶことが出来る。幅50m
もあろう立派な道路は真っ直ぐ伸びている。さらに直進すること6百m、左側に大きい公
園が現れた。兌換銀行を探しながら写眞を撮り、さらに直進すると文化路となり、鄭州大
学、河南大学正門前から、再び散歩しながら同じ路を戻った。雨量が少ないのか、それと
も日照りが多かったためかはわからないが、歩道はパカパカである。5,6人程度が組に
なって歩道の掃き掃除をしているが、通りの向かい側は砂塵で見通しが悪い。ハンカチを
鼻に当て、急ぎ足で通過する。駅前近くの裏通りを見ながらこの日最後のスケッチをして
ホテルに戻った。7:30夕食を食べにまた外に出る。帰宿後入浴、歯磨きをして休む。

  つづく



???? 二七記念塔                    河南大学正門
  


*写眞:編集部






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