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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

378長岡曉生:2010/07/06(火) 14:03:47
天使ごっこ・悪魔ごっこ(3)6月:合評の2
★引っ越し
わざわざ、私の家の近くまで越してきてくれた天使君。いつもクールなように見えながら、その実は私の
ことを気に掛けて呉れている。一方、私はホットでいつも自由奔放なのだ。
天使君と私は、以前とほぼ変わらない配置の彼の新居で、いつものメニューで、淡々と引越祝いをする。
淡々とはいえ、ここには、ちゃんと「祝い」の言葉が入っている。
★帰宅
帰りの電車の中で、このまま自由奔放で良いのかと考え込む私。
その私の帰りを、ごちそうを用意して待っていた母。両親は私をとがめない。
でも、天井の私の顔は、私を批判することを止めない。
★父とのドライブ
父に誘われ二人で三浦半島をドライブする。海を見ながら一緒におにぎりを食べる二人。
小さくなった父の姿を見て、私は父を早く安心させたいと思った。
父の衰えが、私に現実を振り向かせる引き金と成る。
★就職案内
部屋に戻った私の机の上に、ゼミの教授からの就職を勧める手紙。
ここ二日間の事を思い出しながら、ベッドに入る私。
今日は、天井の私の顔を見ないように毛布をかぶって寝た。

彼の新居での引越祝いの日と、翌日の父とのドライブの日という二日間。
この両日は、私の心が、ハッキリと現実世界に引っ越すための日であった。

よく読むと、二日共にお祝いの象徴的事象が続いていましたね。
甘くて、でも一寸はホロ苦い思い出です。




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