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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3410マリアンタ:2014/09/09(火) 15:32:46
夢∞夜/時空のズレ
今日こんな夢をみた。

仕事の打合せが終わり、帰宅するために西新宿の高層ビルにある事務所を出て小田急の駅
に向かう。朝通ったはずの歩道のタイルの模様も歩道の横に立ち並ぶ洋装店や薬屋、飲食
店がすっかり入れ代わっている。

気が付くと大分時間が経っていた。京王線の入り口も通り越してしまったようだ。逆戻り
で歩いても京王線の入り口はもちろん小田急線西口も現れない。両デパートらしきものも
無い。通りすがりの青年に「小田急の駅はどこですか」と尋ねたところ、最近移転したと
いう。「案内板に沿って行けばみつかりますよ」、青年に言われたとおりに地下道に降り
て案内板に沿って歩くが、その案内板の掲示内容がわからない。京王線、小田急線、山手
線等路線の文字は一切表記されておらず、数字とローマ字ばかりだ。おまけにその数字が
チカチカと入れ替わる。
「ここの位置から、改札口までの距離と、何時発の電車に乗れるかも表示されているのよ。
小田急線の印は〔7C〕、7Cに注意して先に進めばすぐにたどりつくわ」。教えてくれた
若い女性はそう言うと持っていたスマホをいじり始めた。

案内に従って進む地下道には重層してデパートや飲食店、遊楽街が立ち並ぶ。デパーの入
り口前には、首からスマホをぶら下げた大勢の老人たちがベンチにたむろしていた。彼ら
もまた迷っているのだ。迷いに呆然としている老人、迷いを越しておしゃべりに興じてい
る老人たちだった。白いベレー帽と白のワンピース姿の案内係の女性たちが要所要所に立
って迷う通行人に声をかけ説明をしている。デパート近くに立っている案内係は、老人た
ちを完全に無視しているようだった。最後にそっと処理するのだろう。

深い地下の動く歩道、エスカレーターを幾つも乗り換えてやっと小田急の駅に着いたとき
には既に午前0時を回っていた。ブルーのラインが走る車輌を見た時にはホットした。ロ
マンスカーも含めて電車は終日運転しているようだが、電車に乗って自宅最寄り駅まで着
くのだろうか、家に戻れたとしても、果たしてそこは自分が住み慣れた家なのだろうか、
不安いっぱいのまま目が覚めた。
2014.9.8






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