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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ
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「掃除をさせていただいている」
悟りを開いている禅僧が「掃除をさせていただいている」と言った(ネルケ無方著『日本人に「宗教」は要らない』七三頁)。なんと新鮮な響きだろう。
誰に感謝しているのか。それは「お陰様」に対してだ。諸々の「ご縁」に対してだ。掃除をこうやってできるのも、あれがこうなってこうなり、これがこうなってああなった、恐らく宇宙開闢以来の諸々の「縁」のお陰だ。「我はひとつの結果である」(清沢満之。『清沢満之と哲学』今村仁司著、二八三頁)。従って、こうして「在る」ことが有り難い。卑近とされている掃除さえ、こうやってできることが有り難い。
こう見てくると、禅宗や座禅、そして「在る」さえ展望が開かれる。
ネルケ無方は、ドイツ人禅僧。キリスト教と禅宗との対比から、両者がよくわかる。清沢満之は、日本の明治期に活躍した真宗の僧侶、哲学者・宗教家で、英語で表した著作もあり、ネルケ無方の上掲書にもその名が挙がっていた。
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