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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3101赤松次郎:2014/02/13(木) 17:44:44
山荘便り20140214
 山の中での暮らしは退屈で仕方ないだろうと思われるかも知れない。ここに来る
までは交通量の多さ、様々な機器類から発生する低騒音で常に耳の底に連続音が聞
こえているようだし、ビルの林立で小さい空しかないのが不満、人の多さによる混
雑、様々な気遣い等々、私が大都会の真ん中で忙しい暮らしをしていたことを知っ
ていた人には、そう思われてかも知れない。しかしこの山の中に住んでよく観察し
てみると、様々な不思議がいっぱいそこら中に転がっている。

 先日我が家の猫「モロ」をしげしげと眺めていたら、なんと猫には頤(おとがい)
がないことに気づいた。人間で言えば口の下に突き出た部分のことである。
アントニオ猪木ほどの尖ったものではなくても、一応顎(あご)と呼ばれるものが
あるのだが、猫にはそれがない。そこで色々の動物を調べた結果、人間のように物
を口へ運んで食べる種類以外は、総じて頤(おとがい)がないようだ。それはたぶ
ん食べ物に直接口で食いつくには頤(おとがい)が邪魔になりそうだと結論づけた。

 かくのごとく、興味を持てば今まで身近すぎて気がつかなかった事象が見えてく
る。何故だろうと考えたり、調べ回ったりしていると、都会でヤボ用で振り回され
る時間を思うと、山荘暮らしは一向に退屈しない。人から動かされるのではなく、
すべて自分が自由に使える時間ばかりであるのが一番いい。






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