したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3079マリアンタ:2014/01/22(水) 17:01:31
窓辺から見た風景
 リンク集「窓辺にて」の中を覗いたら、真っ直ぐに伸びた細い雪道を歩く猫がいた。道の右側は転落防止にも見える木の柵、その向こうの少し下がった位置に雪を被った三角屋根が見える。雪道の上にうっすらと残る二本のタイヤ痕の脇を、山沿いに歩く猫の後ろ姿と雪に映るその影がある。人の気配は全く無い。 猫の鼓動と息づかい、サクサクとあるかないかの微かな足音だけの世界だった。夢でこんな場面が登場したような気がする。 既にこの世にはいない人たち、何十年も会っていない人が時々夢に出てくる。 設定もかつて私が行ったことがある場所や居た場所だ。どれも大脳皮質に埋もれた記憶が何かのきっかけで再現されたのだろうが、全く知らない人や場所、過去か未来かもわからない夢もある。それでも確かに夢の中でその景色を見ている自分がいるのだ。だが見ている自分の姿は出てこない、見えない。本の世界に飛び込んでいるときの感覚と少し似ている。そしてこの猫のいる風景もだ。 この猫もまた夢の中をさまよい歩いているように見える。              *雪道を行く「モロ」      ???????  






掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板