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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3065万理久利:2014/01/13(月) 09:18:33
石岡の看板建築
茨城県は私にとって近くて遠い場所でしたが、[街角スケッチ]の水彩画とその歴史にふ
れたコメントで出くわしたり、『肥と筑』で常陸国が登場したりと、改めてこの土地柄を
知ることになり少し興味を持ち始めました。

 そんな時、たまたま目に入った「小さな旅 茨城県石岡」の文字で、ついテレビを見続
けました。中町通り(旧水戸街道/江戸街道)にあるレトロな建物とそこの住民たちの生
活ぶりを扱ったものでした。アールデコ風、ギリシャ風の建物が並びます。それもみな六、
七十年以上経過したものばかりです。裏側は和風で、洋風の表側もどこか和的要素を漂わ
る不思議な建築でした。ずらりと並んだ風景はまるでどこかの映画撮影所のようでもあり
ます。
 この作りが始まったきっかけは筑波おろしの強風による昭和初期に起きた大火災だった
そうです。防災のためにそれまで大きく張りだした軒をなくしたぺったんこの表面です。
そんなところから「看板建築」と呼ばれるようになったのでしょう。 この建物も先の東
日本大震災でひび割れや、屋号が剥がれ落ちたりしました。それでも大切に補修しながら
履き物屋、床屋、小間物屋を営み続ける人々がいます。

 こんな場所にこんなモダンな建物がひっそり建っていること、そこに住む古くからの商
売を続けている人たちの姿に驚かされました。
 西洋レトロな風景の中に下駄や雪駄がずらりと並ぶ風景が面白い。また、下駄修理の小
道具「くじり」、 左官職人が使い分ける20種の「つるくび」、左官職人の住む3階建て
看板建物の「洗い出し」壁・柱、こういった職人道具の名前にも味わいがありました。

※小さな旅「たいせつな看板〜茨城県石岡市〜」
再放送 NHK総合 1月18日(土) 午前5:15〜午前5:40






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