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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

3052万理久利:2014/01/07(火) 16:10:34
『事件(二)』評
ICUでの幽体離脱シーンから始まったこの作品は衝撃的でした。
天井に浮かぶ「俺」と、火傷の痛みにもがく「私」の使い分けにも驚かされました。
おまけに短い。短いけれど、いや短いからこそ衝撃的になるのかもしれません。

(二)もまた短い。その短い中で変化、動きがあります。
ICUでの母子の別れ、同じ病室で同じ火傷の少年の死をすぐ横で主人公は体験するのです。
どうにか持ち直した主人公は大部屋に移る。そこで突然の大好きな叔父さんの訪問、そし
て看護師の輸血間違い事件です。こんな事件をからめて、モルヒネに頼るのはやめよう、
早く良くなって病院を出よう、そんな主人公の心の変化、生きる願望への前向きな心の変
化が読み取れます。

短いけれど、凝縮された流れ、展開になっているような気がしました。
「俺」と「私」の使い分けもその流れに溶け込んで、展開にメリハリをつけています。
次回からは「俺」の登場は少なくなるのかな。

作者に習って一回目の評を短くまとめてみました。
続きも短めに。
????つづく
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