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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

2964資料管理請負人:2013/12/11(水) 06:51:42
アーカイブ/東日本大震災と原発 2
[東日本大震災:2011年(平成23年) 3月11日(金)14時46分18.1秒発生]
地震から始まった原発問題、これについてのニューロン・カフェ投稿記事を中心に拾った。


2011.3.15〜3.18

最近のニュースで気になること投稿者:ペルソナ 投稿日:2011年 3月15日(火)07時15分
1. 福島原発で露呈したもの
これだけ最先端の科学と技術の粋を集めた施設なのに、その運転・制御に関して幾重にもいたる安全装置が、かくも次々と不具合を起こすとは信じがたい。
この施設の精密さと雑さの落差は何であろうか。企画者はその程度の想像力しか無かったのだろうか。このような稚拙な思想を見せつけられると、今までの隠されただろう数々の不具合を思い、原発の国家プロジェクトとしてそう単純には肯定できなくなる。

2. 首都圏での食料品、水、ガソリン等の買い占め
昨日買い物にいったスーパーには米、パン、牛乳、飲料水も無くなっていた。
それは被災地に優先的に回されたから品薄になったのだと思っていた。
そういえばカートに山盛りにつんで買っていく人がいたのをたくさん見た。私達はいつも考えが甘く、石油ショックのときもトイレット・ペーパーや洗剤なども買いそびれてしまったことがある。今回も被災地でもないのでそこまで考えが及ばなかったが、それにしても変に目端が利くというか、はしこい人がいて自分さえよければというセコイ考えの故だろう。もちろん自己防衛的な本能だからある程度はやむを得ないこともあると思うが、戦時でもあるまいし必要以上な量を自分だけ確保するという、互助精神に欠けた根性がさもしいかぎりである。日本のほとんどの地方や人たちが災害にあった訳ではないから、その人達はもっと冷静に行動すべきであると思った。数日前に電車を待つ人々に困難に立ち向かう節度のある態度を見て心強く感じた後だけに残念である。


東北地方太平洋沖地震から丸五日 投稿者:ペルソナ2号 投稿日:2011年 3月16日(水)20時08分
今日もゆらゆらと。
朝福島原発のニュースを毎朝一番に見るが楽しみでもあり怖くもあります。
津波の被害に遭われた東北の方々、これに追い打ちをかけるように放射能被害まで。
もちろん原発事故は東北だけでなく、関東、日本国中にも関係してくることですが、それなりに覚悟、準備の猶予がありますが震災に遭われた方達はなすすべもありません朝から危険が増した東電の作業員は待避しているとのこと。

そのうちこちらもゆらゆら、そしたら真っ暗、そうかこの地域が停電くじに当たったのでした。部屋の半分は光が射さない住まいです。昼から電灯を付けていました。
作業を中断して陽のあたる座敷に寝っ転がり読書。
どうやら三時間ジャストで通電したようです。その後またゆらゆら。

これまで政治は自民党一色、その付けをある意味民主党はおわされているわけで、それでも今は日本の一大事、枠を外しておおいに政治手腕を発揮してもらいたい。
検証も反省もぐちも文句も後でゆっくり。今言わなければならない提言はもちろん今。
これは文句ではなく提言です。今日、明日、来月の為です。

「自由の大国は不可能の中にしかない、そして小説のみが不可能を不可能でなくする」こんなことを死霊の埴谷さんは言っていました。彼にとっては小説だったようですが、不可能があって初めて自由の大国が存在するのでしょう。不可能と不自由は意味が異なりますが、少なくとも今の自分は不自由の中に自由を味わっています。大地震、そして原発事故問題、どこまで大きくなるか素人には判らない状態ですが、不可能を可能にしていく力を日本人は持っていると信じています。

福島県知事、先ほど冷静にかつ本音をTVで述べていました。
今をしのいでる知事、県民が一番恐れていること、放射能被害。骨折どころではないと。
なぜか大声で誰も言わない。じっと真実を自分の目で見極めていきたいと思います。
そこで自分にやれることを精一杯やろうと思います。何だろう・・・。


イカロスの羽根  投稿者:ペルソナ 投稿日:2011年 3月18日(金)10時19分
今度の原発事故を見るとギリシャ神話のイカロスを思う。
ダイダロスとイカロスの親子はミーノース王の不興を買い、迷宮(あるいは塔)に幽閉されてしまう。彼らは蝋で鳥の羽根を固めて翼をつくり、空を飛んで脱出したが、イカロスは父の警告を忘れ高く飛びすぎて、太陽の熱で蝋を溶かされ墜落死した。

とにかくこのシステムはなかなか閉じることをしない危険さを含んでいる。核廃棄物は活動を停止するまで数千年、数万年のあいだ暴発しないように冷却しながら30年、その後数万年の間地中深く保管を必要とするという。しかし今回、反応を続け放熱を止めない使用済み燃料を制御するための保管プールの水が涸れ、高温爆発したことによる事故である。これからもまたこのような災害や人的ミス、機能停止などの正常な管理がされない状態に陥ればいつでもこのような事故が起きることになる。
水力発電や火力発電のように不慮の時に中止をしようとすれば、その後の危険は何もない状態にすべてのシステムが停止できるが、原発だけは何十年も危険を出し続けるという閉じないシステムであることを心すべきだ。

人類は今、一昔前には自然の行為でなかった、神の領域であるかもしれない遺伝子操作や臓器移植、人工授精、脳死問題などの社会的問題が生じるのと同じく、核融合や核分裂、核兵器などの禁断の実に手を出し、自然のバランスを壊し人類の未来を終焉に向かわせようとしているように思えて仕方がない。


肥と筑 第十六回 評の2 投稿者:万理久利 投稿日:2011年 3月18日(金)17時34分
作品中で表現しているように私も「口あんぐり」状態です。分析すると毎回そうなのですが・・・
1.自分が何も知らないで生きてきたことの再認識 無知の知(恥)
2.作者の見事な推察力と検証力
3.どのような感想を書こうかと暫く脳みそが固まる

という状態の中、とろとろと感想を入れている次第です。今更知ったかぶりしても仕方ない、筆者にはすぐ見抜かれてしまうでしょうし自分が情けなくなるだけです。
今回はなんと物静かな智美の独壇場、「能ある鷹は爪を隠す」でしょうか。三人の子を育てた賢夫人、今回の災害をどう分析されるかつい聴いてみたくなります。
災:「火」+音符「サイ(巛に横一棒)」。上部は川をせき止めるの意で、火によって道が塞がれ動きがとれない様。「塞」等と同系、とありました。
火は原発、誰もせき止めることができない、なるほどと思います。福島の火は人類の業かもしれません。今人類が作りだした凶器に人類が一生懸命水をかけている。
関係者およびテレビを見ている多くの日本人はこの基本的な作業をじっと見つめる。ある意味、一億総シャーマン、なんと原始的な光景なのでしょう。 科学技術を進歩させてきた人類の姿です。 科学技術の進歩と同時に人類の精神の進歩が必要でしょう。言葉と文字を持つ人類はきっとこれをきっかけに大いに考え始めるでしょう。それが亡くなった多くの方々への供養かとも思います。
次はなんとか肥と筑の内容に触れていきたいものです。もうすぐ計画停電の時間です。






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