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夢∞夜/おトゲさん
今日こんな夢を見た。
おトゲさんの連載「生きて行く私」を虚構新聞で欠かさず読んでいる。
明らかに不埒で放埓な告白的女一代記である。平成の宇野八千代といわれているらしい。
「私はいつでも、自分にとって楽しくないことがあると、大急ぎで、そのことを忘れるよ
うにしてきたわ。うんと思い出さないようにした。そして、全く忘れるようになった。こ
れが私の人生観。ひょっとしたら私は、それほど弱虫で、臆病なのよね」
おトゲさんにとって真に自分が生きているのだと実感されるのは、自分の気持ちに忠実
にふるまえたときだという。世間的な規範、道徳的判断と関係なく、心のおもむくままに
自由・勝手な行動がとれたときであるとも言っていた。
おトゲさんは着物のデザイナー兼モデルでも有名だ。
寄る年波で、文も着物もますますその面白さを増している。
読者投稿をしてすぐにおトゲさんに嫌われた。それでも連載の度に自由・勝手に感想を
書きまくったのだ。よく考えて見ると、おトゲさんの教えを忠実に守ってきた。
反面教師でもなんでも、教師は教師だ。それも凄腕の「反面教師」おトゲさんだ。
一度も認めてはもらえなかったが、こちらとしては「反面教師」として今でもたくさんの
ことを教えてもらっている。そして、楽しませてもらっている。
おトゲさんがいたから、今が在るのだとも言えるのだ。
気がつかなかったことに気づかされた、見えなかったものが見えるようになった。
いくら感謝しても足りないくらいだ。
痛っ! 何かが刺さった。
* 井筒啓之作 20世紀の小説家シリーズ「宇野千代」
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