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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

2900エヴァ:2013/10/15(火) 17:06:20
無限回廊 第十三回 著者のポートレート評
 おっおおー。こ、こ、これは人の裏側を見透かして「馬鹿な奴だ」と黙ってにらみ返す
気難しそうな丹波哲郎か。いや赤松次郎だ。霊界の存在などは一切信じていないようでは
あるが、さらに歳を重ねると霊能者、丹波次郎になってくるのかもしれない。
斜に構えた顔のサングラスに隠れた目は、うっすらこちらを睨んでいるようにも見える。
 実はこのあとで丹波哲郎そっくりに鼻を少しひくひくさせてニーッと笑うのだ。

 非常に不快そうである。自分の存在も含め、何ものかに常に悩まされる『死霊』に出て
くる矢場徹吾か。いや本郷淳吾だ。「黙狂の度合いが甘い」とカミノ医師に診断された本
郷は、最後に「この宇宙のすべてへ向っての最後の最後の審判」や「虚體」について語り
始めるのだろうか。キリストと釈迦に対談させる可能性もある。
 実は笑ったあとサングラスから遠視用眼鏡に変えて『エレガントな宇宙』や『善人ほ
ど悪い奴はいない ニ−チェの人間学』そして『猫語の教科書』などを読み始めるのだ。

 無限回廊のバード・ブレインは得体の知れないところがある。丹波や矢場の要素もある
ように見える。今回の作品でも大いに暴れる。黙って暴れる。著者の写真はこれまでの作
品のいろんな主人公が混じり合っているようにも思える。
 著者の実像は普通のおじさんなのだろう。でも、黙り続ける人への想像はいくらでも広
がる。
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