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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

2874長岡曉生 :2013/10/03(木) 03:05:57
人生詩を読んで
★いつも思うこと
著者がこれだけの量の日記を永年に渡って書き続けられたことに心底敬服する。このように
書き続けられた記録中から、十代・四十代・六十代という三つの年代の同一日付を対照的に
取り上げ、来し方を振り返るという手法がユニークである。

★変わるものと変わらぬもの
 歳を経るにしたがって、とうぜん著者の生活は変化していくのが見て取れる。
しかし、著者の人生に対する基本的立場は些かも変わっておらず、冒頭の二行余で記述され
ている。また、その変わらぬ意欲は新しい文学的手法の習得あるいは開発に向けられている。
ついでに言えば、十代で定まった日記の文体は年代によって変わることなく続いているのだ。

★従来の人生詩も含めた作品共通の読後感
著者の好奇心は[てふてふ]のように飛びつづけ、おりに触れて出会う宇宙の謎という名の
色鮮やかな大輪の華に止まり、その蜜を吸って活力を補充しているように見える。
いや、そうではない。この謎を求めて旅することは[てふてふ]の活力補充の手段ではなく
それこそが、[てふてふ]の飛行の目的なのだ。

★人物の名付けの妙
 細かいことだが、仕事関係で特に差し障りの無い場合以外は、著者と接触する人物は仮の
呼び名を纏って登場するようである。
特に家族に対しては一文字の好字が用いられていて、その細やかな気遣いが窺えるのである。
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