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「家族の風景」感想のお答え
■【手紙を書く娘】
【本を読む女】
【文字から離れていく嫁と姑】
言葉を覚えたのは、まずは家族の中だったと今更ながら思います。
絵本も含めて本を読むこと書くことを始めたのは、家の外の世界に出た幼稚園、小学校か
らでしょうか。それでも帰ってくるところは家族で、その日あったこと、感じたこと、質
問、いろんなことを家族と言葉で交わしました。外に出て発した言葉を確認、復習する
のも家族の中。言葉は家族の中でまず鍛えられたようです。
人が本を読む姿は今でも好きです。
あの小うるさい母、じっと家にいられない父、遊んでくれたり、からかわれたりする兄弟
たちが、気がつくと静かに本を読んでる。それを見て、彼等がいつもとは違う別な世界に
引き込まれているような、近づいてはいけないような雰囲気を感じました。
皆がそれぞれの筆記用具を使って、手紙を書いたり、作文を書いたり、日記をつけてい
るシーンも好きでした。
??作品の中で、中国で[女]部首を使った漢字のいくつかが男女差別に当たると訴えた人
がいたとありますが、これは実際にネットで目にしたことです。
むずむずと興味をかきたてられ、昔父が使っていた漢和辞典と広辞苑を開き調べ始めまし
た。このあたりから、登場人物「栞」が乗り移ってきたのか、こちらが乗り移ったのかよ
く分かりませんが、栞とともに楽しませてもらいました。「漢字って素敵。とっても面白
いわ」とは栞に言わせませんでしたが、著者としてはそんな気分です。
■所は山口県萩市の砂浜、時は海水浴の季節と思われます。
著者ポートレートについての感想をいただきました。
季節は、あの格好でわかるように夏です。大学生時代ではなく勤めにでてからのお盆やす
みです。海外赴任が決まる前ですから、御推察どおり20台半ばといったところでしょう
か。「初々しい」、というより「夢と希望ばかりの恐い者知らず」でした。
この時から数年後、赴任先のビーチで、同じ水色のランニングシャツにパンツを着た写
真があります。赴任便りとして、手紙といっしょに封筒に詰めて両親に送りましたが、V
サインをして笑う我が子を見て何と思ったかを聞かないまま終わってしまいました。
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