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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

2441万理久利:2012/11/05(月) 11:37:50
魯山人メニュー
 北大路魯山人の書いた本、彼を書いた本は読んだことはありませんでした。なにせ魯山
人と南方熊楠がごっちゃになるくらいで、二人とも関心からは遠く離れていたようです。
 青空文庫で初めて魯山人の文をしみじみ目にするようになったのですが、なんともその
食の拘り、食材への拘りに圧倒されています。とりあげる材料の多くは、例え質を別とし
たとしても、なかなか身近なものではありませんが、「昆布とろ」はなんとか試してみる
ことができそうです。材料の質と盛りつける器、ともに魯山人とはかけ離れたものになる
ことは間違いありません。
??読みながら食を楽しむ、そんな味わい方がありますが、彼が生きた明治、大正、昭和始
め、当時の場所場所の人々の生活ぶりや回りの景色も伝わってきてこれもなかなかいい。
古い言葉もいい。

 赤松氏もこの魯山人の復刻文章を読んだようです。「東京の黒くてしょっぱいうどんの
汁」、私はまるきり反対の経験をしています。両親の故郷に行った時、叔母がつくってく
れたうどん、なんと透明な汁でした。すってみると味がちゃんとついている、これには少
なからず感動した覚えがあります。「澪」「朝まだき」という言葉も投稿文の中にありま
したが、魯山人の食への拘りに負けない位の古きよき日本の言葉への拘りかとも思いまし
た。

 昆布だけで作る「昆布とろ」に変え、とろろ芋と塩昆布で「五杯飯」になるくらいのお
かず、現代風「昆布とろ」を作ってみようかと思っています。材料はふたつとも揃ってい
ますから。






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