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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

220万理久利:2010/05/07(金) 10:09:47
『言葉集め星創り五拾番』より参拾壱番 天の川飲んだ 感想
<天の川をオンザロックで>

●言葉繋ぎ、遊び、可能性
読み続けるうちに、散りばめられた言葉がどのように繋がっていくのか
楽しみになる。今回はゆっくり時間をかけて繋がりを冒険する。ありえ
そうな言葉が出てくるのには苦笑い。「大阪な悪口」、「時間借り」、
「笑顔借り」、「ごみな知り合い」、「腐った平和」、次の節にきっち
りと繋がっていく。「天の川飲みだなんて大阪な嘘だ」、「ごみな知り
合いは世間毒の一種である」
これから一気に言葉が繋がっていく。
●天の川の表現
「天の川は動く。というより暴走族みたいだ」
「天の川は居合わせる物を浸して去った」
「天の川紙は星がまたたく」
「天の川の川音」と虫時雨
その自由な発想、表現に驚く。またその光景が浮かぶのだ。
●その他
「地獄の節分」には苦笑した。主体が変われば「外、内」変わる。
本質を突いていると思った。
変換ミスは怖い。ゴミ退治→ごみ胎児  これから堕ろされる胎児なの
か。子を産める→子を埋める まるで天国から地獄の世界。
ともに「土の中の子供」中村文則を思い起こす。
●最終節
ここで筆者の遊び心が集約されている。「菜の声」、こんな発想どこから
でてくるのだろうか。「時間集め」もなかなかのもの。わからないようで
しっくりくる。
「一生死に」凄い言葉だ。筆者も中島と同じく人生半分降りた? 私の知
るかぎり中島とは少々動機が異なると思うが降りることと生き生きと生き
るとは別なことなのですから。降りても生き生きしていない。降りなくて
も生き生きしていないそんな人間たくさんみてきました。
「勲は生き生きと生きてきたたい」胸を張ってくださいな!!。
●終わりに
言葉のダイナミズムを感じる
大人の壮大なるメルヘン
創作方、過程を知りたい。知ったところで私には再現できないと思う。




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