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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

2198赤松次郎:2012/06/04(月) 09:33:23
無限回廊 第八回 を読んで−序
またまた評が遅れてしまった。自由な時間を約束された環境に居るわけではないから、まだ仕
事をたくさん持っている身として卑近な個人的なことを毎日話題にする楽しみも持ち会わせて
いなでいる。だからといってその忙しい仕事が苦しいという訳でもない。
むしろ書くことの方が意識的に苦しい作業であることが多い。仕事自体は特別新しい仕掛けや
工夫を頭を捻って考えることはない。単なる方式や決まりに沿って進めれば、長い経験のなか
で培った技術を積み重ねれれば、自ずと着実に進むわけである。しかし文を書くことに於いて
はそういうわけには行かず、決まった方法も形式もないなかその都度書きたいことを考え・纏
め・組あげなければならない。それは眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識、阿頼耶
識の八識を駆使しながら悪戦苦闘を演じなければならないという苦行なのだ。

そんな中、日々のルーティンワークのようになっている生計の仕事は、ある意味では煙草や音
楽や読書のような趣味を楽しむと同じで、書くことの苦闘から解き放す時間のようなものだ。
だから書くことはある一定の集中した長い時間には耐えられないから、その途中に頭を使わな
い仕事を挟んだり、書く内容の資料を集めたりと気休めをするわけだ。そして期限が迫らない
と真剣に纏めようとしないのは、高所恐怖症のために断崖の縁から奈落の底を覗くような、出
来れば避けたいという気持ちと同じようでもある。






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