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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

1934長岡曉生:2011/12/25(日) 14:02:08
天使ごっこ・悪魔ごっこ (7)九月:評の5(完)
◆[次の朝早く]:[晶が地下鉄に]
★<朝流れる光の粒>
良い詩だなあ。
清々しい朝の光の中、茜色の雲の上で
おかっぱの女の子が鳴らす鈴の音
朝起きのみんなは、この子を見知っている
という部分、みんな良い。
さらに
  でも、さびしいよ
という二度のレフレインは、詩の方向性によく効いているし
さざ波一つ一つに反射される光を光の粒というのも、さりげなくて良い。

★おかっぱ頭の「座敷童子」と秀
秀は、この子が見えるし、またその話をまじめに聞いてくれる。
それは、彼が持つ心の優しさ・柔らかさから来るものであろう。

★地下鉄で
金の鈴を振る座敷童子が見えたのは、秀の回復の兆しと安心した晶は、帰路に就く。
地下鉄の階段を降りていく場面は、秀との思い出に繋がっているのだ。
両親をなだめる手段の天津甘栗を忘れぬため、呪文のように呪えながら、晶は家に向かう。

★まとめ
題名からは予想しにくい優しさと柔らかさに包まれた作品だと思った。
作者が過去に見せたあるテーマの数多くの画像も、この作品と繋がって居るに違いないが、
それについては物語の最後に書くことにしたい。
   おわり

追記(校正の見落とし)
p58、後ろから4行目:キーボー を キーボード に
p62、後ろから3行目:バック  を バッグ   に
    後ろから2行目:ベット  を ベッド   に、変えて下さい。
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