したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

1933長岡曉生:2011/12/25(日) 02:06:56
天使ごっこ・悪魔ごっこ (7)九月:評の4
◆[秀の病室は]:[おいおい何するんだよ]
★秀君との再会
故キーさんと同じ病院に入院し、顔も同じように小さくなった秀君。それでも、病室は故キ
ーさんの隣という設定だから、どうやら今回の入院で死ぬことはないらしい。
秀君は、彼が見た夢の内容を語った後、夢と現実の世界の捉え方を語る。
成る程、その捉え方は、著者が述べたお答えと同一である。晶が看護師に双子の妹と称した
ことが、すんなり通ったのも、宜なるかなである。
そのあと、病室が個室であることを良いことに秀のベッドに潜り込む晶。大胆だなあ。

★添い寝での会話
死ぬのは恐くないけれども、親より先には死ねないと思った秀。
秀は、彼のかみさんに、晶は俺の分身だと説明したという。つまりは双子の妹なのだ。
いや、もう一つ双子の組が存在している。それは秀君とそのかみさんの二人である。
二人は大学の同窓生で、学生時代から大学院時代に移る際、それとは知らずに互いの専攻に
変更したのだ。
この作品中に、分身・双子のイメージが繰り返し出て来るのは、著者が[自分とは何か]と
いう問題を、自らの内と外との両面から見ているからではないだろうか。
   つづく
2904




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板