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☆☆☆☆☆ 同 人 α ☆☆☆☆☆ - ニューロン・カフェ

1594万理久利:2011/08/01(月) 16:04:06
人の像をした美しい青い地球 −受胎編(評者)の評−2
【地球の誕生と自分の命】

46億年、いくら想像好きの私でもピントこない時間の長さです。
興味があってユーチューブで長い長い誕生のドラマを朝から繋ぎ繋ぎで鑑賞しました。
確かにその風景は宇宙が地球懐胎、そのイメージとぴしゃりと重なります。
マグマに覆われた時代が何億、ひたすら雨が降り続いて何億、熱い地球が冷える迄何億、
冷めるのに足をひっぱったのが放射能、鉛になるまでまた数億。
海の中に陸が盛り上がり、そこからまた長い長い生物誕生のお話です。おとぎ話の世界
ではない真実。
100年も生きていない自分はその端っこを走っている構図です。

「人の像をした美しい青い地球」の著者は数十年前から、こんな宇宙を、地球を思い描
いていたのですね。著者の作品にはよく「花火」が出てきますが、ぶつかり合いの象徴
なのでしょう。何かが誕生する予告なのでしょう。ここから、宗教の世界に入っていく
のか、哲学の世界に入っていくのか、あくまで物理学の世界を突き進むのかはわかりま
せん。著者は数十億前の宇宙と数十億歳後の宇宙を思い浮かべ、そこから自分という命
のありかたを捕らえようとしているような気がしました。

悠久の時間を考えると今の自分の時間が馬鹿馬鹿しくなる、ではなく、なんで自分はこ
んな巨大な時空の中で生まれたのだろう、その不思議さから始まり、そして毎日を大切
に生きていくことを選んだ。そんな景色が見えます。三億宝くじに当たる確率、そんな
ものではありません。奇蹟×奇蹟×奇蹟・・・・の世界です。

私は七面倒くさいことを長い時間思考することができません。そっと目を瞑って宇宙に
飛び出します。幸せな性格なのか、異常なのか、そんなこと地球の誕生の歴史を目の前
にすればどうでも良いことに思うのです。でも、何でも知りたい自分がいます。
おわり

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